入院までの記録⑤ 大腸内視鏡検査

この日から、
食事療法(というには大袈裟だが)も
始めた。

<朝食>
ロールパン 1個
<昼食>
ご飯 ひと口
副菜 二品
<夕飯>
うどんや雑炊、にゅう麺

こんな感じで、
なるべく油分の多いおかずは
避けるようにした。

早食いだったけど、
よく噛むことも意識してみた。

けれど旦那のごはんは
今まで通りの内容で作っていたので、
誘惑に負けて、
ひと口ふた口つまむことも
しばしば…。
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そして、1週間後の通院日。
先生に相変わらず
お腹が痛い事を伝える。

「痛みがなくなったらと
思っていましたが、
大腸内視鏡検査やりましょう!」

という訳で、
翌週、大腸内視鏡検査を
受けることになった。
この検査は1度経験済みなので、
不安は少ない検査だった。

検査前日、寝る前に下剤を飲む。
翌朝一度目のお通じがあった。

当日は10人以上の患者さんと
一緒に処置室のような部屋に呼ばれ、
一斉に2ℓの下剤を飲み始める。

便が尿のように透明になるまで、
飲み続けなければならないが、
普段あまり水分を摂らないので、
短時間でこの量は本当にキツい…。

何度もトイレに行くから
だんだんお尻も痛い…。
幸い食事量が減っていたおかげか
1ℓちょっと飲んだところで、
きれいになり看護師さんにOKがもらえた!

いよいよ検査の時間。
先生が直接検査してくれるみたい。

鎮静剤も打ってくれるし、
以前は目が覚めたら
終わっていたので、
今日も楽に終わるだろうと
気楽に思っていた。

なのに…、

途中、お腹の痛みで目が覚めた。
いつも痛むお臍の辺りが、
痛くてたまらない!

「…痛ッ!」
鎮静剤で半分朦朧としながらも
痛すぎて思わず声が出る。

「どの辺が痛い?」
もちろん答える余裕なんか
あるわけなく、
先生がお腹を何か所か
軽く押さえてきた時に、
痛い場所で頷く事しかできなかった。

気が付くと仮眠室。
結局、検査がいつ終わったのかも
記憶がない。
受付に行くとすぐに診察室に呼ばれた。

「回盲部(大腸と小腸の境目)の
小腸に狭窄があって、
カメラが通りませんでした。
生検の結果待ちですが、
クローン病の可能性もあります」
「…そうですか…」

先生の話を聞きながら、
もうクローン病なんだろうなぁと
感じた。

けどクローン病については
全くの無知なので、
病気の重さもわからず、
ショックも特にない。

「今日から食事はお粥のみに
してください。
ポカリスエットも飲むように
してくださいね」

先生から告げられた
更なる食事制限の方が
ショックだった(笑)

生検の結果は1週間後…。

続く。

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