手術入院8日目 また絶食

朝起きてから
3時間の間にトイレ4回…。
相変わらず水下痢で、
便器は真っ赤。

昨夜から担当の看護師さんに
便の状態を見てもらうと
「先生に確認しますね」との事。

しばらくして看護師さんが戻ってきた。
「薬はそのまま飲んで下さい。
朝食も食べて大丈夫ですよ。
今から採血だけしますね」
ベッドに横になり採血される。

そして朝食時間になると
食事が運ばれてきた。
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(食事して良いってことは、
術後よくある症状なのかな?
そんなに重く考える必要ないのかな?)
順調に回復してくれない身体に
不安ばかり押し寄せてくる。
食べるのが怖くて
朝食もあまり手を付けなった。

昼頃、外科の先生が来た。
今日は休日の為か、
いつもの先生ではなかった。
「とりあえず原因がわかるまで絶食です。
これからCT検査をしますが大丈夫ですか?」
「大丈夫です」
「ではすぐ準備しますね。
それから触診したいので、
ベッドに横になってもらえますか?」

言われた通りにベッドに横になり、
先生に背中を向ける体勢になる。
下着を下ろすと肛門を触診された。
これも以前肛門科に通ってた時に
何度も経験したけれど、
今回は先生が私より若そうだったので、
ちょっと恥ずかしかった。
「肛門付近の出血はないようですね。
では準備出来次第、早速検査に行きましょう」

先生と一緒にCT検査室へ行く。
休日なので検査の待合室には人はなく静かだった。

検査台に横になると
造影剤を入れる準備が始められる。
「後で点滴再開するから」と
留置針を入れられた。

検査が始まる。
内視鏡検査のように
苦しい思いをしなくていいので、
安心して受けられる。
短時間で検査は終わり
そのまま病室へ戻った。
異常がないと良いけれど…。

しばらくして、
外科と内科の先生が一緒に病室に来た。
担当の内科の先生はお休みらしく
初めて会う先生だ。

内科の先生に診察を受ける。
「考えられる原因としては、
腸の繋ぎ目からの出血です。
あとは、痛み止めを毎日服用しているようなので、
それが負担になって
胃から出血している可能性もあります。
今日は様子を見て、
明日内視鏡検査をしましょう」
「わかりました。お願いします」

きっと腸の方だなと思いながら聞いていた。
それよりも、まさか痛み止めに
そこまでの副作用があったなんて!
飲む時に教えて欲しかったな。
そしたら多少痛みは我慢したのに…。

色々ショックだけれど、
内視鏡で腸内を見てくれるのが
一番安心だと思った。

そして絶食になったので、
栄養剤の点滴も再開。
点滴から入れる胃薬も追加になった。
結局、待ちに待った食事は
2日間しか食べれなくて、
振り出しに戻ったような気分だった。

続く。

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